工芸

スタンレー鉋の年代とタイプを見分ける方法

掲載 OldeCraft Notes, 2026年7月15日

墨付けした木の上に置かれた手工具。 写真: Dominik Scythe on Unsplash.
墨付けした木の上に置かれた手工具。 写真: Dominik Scythe on Unsplash.

Stanley Baileyのベンチプレーンは、複数の特徴が一致すればかなり狭い年代まで判別できます。ロゴ一つだけでは弱い証拠です。台座鋳物、フロッグ、横調整レバー、深さ調整輪、レバーキャップ、ねじ、トート、ノブ、特許刻印の変化を追う方法をタイプスタディと呼びます。

この方法は一般的なBailey型、特にNo.4に最も適します。Bedrock、木製移行型、ブロックプレーン、すべての地域製品へ同じまま使えるわけではありません。

墨付け板の上に並ぶ木工道具

写真:Dominik Scythe / Unsplash

型番とタイプを分ける

型番は大きさと用途を示します。タイプ番号は製造時期を分類する収集家の方式です。No.4にもType 7、11、16などがあります。

つま先、かかと、フロッグ後方の鋳出し表示を探し、無ければ底面寸法を測ります。最初にBailey型ベンチプレーンであることを確認します。

主な観察点

台座鋳物

リブ、盛り上がり、特許日、文字、フロッグ座の形を見ます。交換しにくいため、レバーキャップより強い証拠です。

フロッグと調整機構

フロッグ調整ねじの有無、座り方、横調整レバーの形を確認します。小さな変更がタイプを分けます。

レバーキャップと刃

ロゴ、穴の形、仕上げは参考になりますが、交換されやすい部品です。

トートとノブ

高さ、輪郭、木材、ねじ、塗装から時期を絞れますが、修理や交換も多くあります。

特許と商標

特許日はその部品が刻印より古くないことを示すだけで、全体の製造年を確定しません。

道具、ドリル、木材のある作業台

写真:benjamin lehman / Unsplash

Stanley Baileyタイプ年代表

Type おおよその年代 Type おおよその年代
1 1867–1869 11 1910–1918
2 1869–1872 12 1919–1924
3 1872–1873 13 1925–1928
4 1874–1884 14 1929–1930
5 1885–1888 15 1931–1932
6 1888–1892 16 1933–1941
7 1893–1899 17 1942–1945
8 1899–1902 18 1946–1947
9 1902–1907 19 1948–1961
10 1907–1909 20 1962–1967

これは工場の製造番号ではなく収集家の推定範囲です。隣接タイプの重なりや戦時中の代替部品があります。

判別の順序

  1. Bailey系と型番を確認する。
  2. 底、台座、フロッグ座、フロッグ、横レバー、調整輪、キャップ、刃、ハンドルを撮影する。
  3. 永久的な鋳物特徴から始める。
  4. フロッグと調整部で範囲を狭める。
  5. 刃やハンドルは補助証拠にする。
  6. 複数の部品が支持する範囲で止める。

混成個体に注意

古い鉋には異なる年代の部品を組み合わせたものが多くあります。壊れたトート、改良刃、二台から一台へ組み直した例です。工具として悪いわけではありませんが、一部品だけで全体を年代決定できません。

年代を感じる暗い板と木目

写真:Jon Moore / Unsplash

古さと価値は同じではない

状態、完全性、希少性、実用性を見ます。底の割れと深い錆、口の損傷、調整機構、フロッグの座りを確認します。状態の良い後期型は、損傷した初期型より優れた実用品になり得ます。

正確な一タイプより範囲が正しい場合もあります。「Type 10または初期Type 11らしい」という判断は、一つのロゴから断定するより誠実です。